国際輸送業者の株式会社石川組。国際展示会輸送もお任せください。

私の所属する営業部では、お酒・健康食品・チェーン・キッチンナイフなどの輸出入に携わっており、お客様からお預かりした大切な輸出入関係書類をチエックし、社内の関係部門に配布したり、関係の協力会社へ貨物輸送の依頼をしたりする仕事を行っています。
輸出入の輸送に関わる船会社や運送会社に交渉や依頼を行ったり、関連会社へ問合せをしたりと内容も様々です。

現在、お酒の通関と輸送を任されているのですが、１年で１番の繁忙である１２月の業務（トレーラーの手配、請求書作成、在庫表作成等）をやり遂げた後、まだまだ未熟な私に激励の言葉をお客様から頂いた時の充実感は忘れられません。
先輩から新規のお客様の仕事を任せて頂いたり、出来なかった事が、ひとつひとつ出来る様になっていることが嬉しいです。
今後は大学で勉強してきた環境分野での通関や輸送にチャレンジしてみたいと思っています。

私自身もそうでしたが、就職活動は本当に大変で、周囲の事が気になって焦ることもありました。
そんな中でも「自分に合った会社に出会える」ことを軸に、説明会・面接に臨んでいたところ、アットホームな雰囲気が自分に合っていると感じたのが石川組でした。
祖父が海貨業者に勤めていたこともあり、今では祖父も良き先輩です。

私が所属しています国際部では、精密機器から大型工作機械まで、まだ販売される前の試作品である展示品貨物を中心に、通関・輸送を取り扱う特殊な部署です。
国内のお客様が、海外の展示会に出展する場合は輸出の通関を、海外のお客様が日本の展示会に出展する場合は輸入の通関を行います。
輸送プランを練り、スケジュール作成、ルート確保、通関手配など、お客様のブースまで大切な展示品をお届けできるようお手伝いしています。

展示品という特殊な貨物であるとともに、国々によって通関事情や法律が異なります。
現地の輸入通関が３日で終わる国から、１カ月以上も要する国があるため、国々の情報を知っておくことが大変重要です。
こうした海外の事情を考慮した上で、日本から輸出するスケジュールを立てるのですが、悪天候の影響で本船の到着が遅延したり、ストライキにより港がストップしてしまう事もあります。
実際に港への到着が期限ギリギリになってしまい「もう展示会の会期に間に合わない」と思ったことがありました。
しかし、経験豊富な先輩方と輸入国のパートナーに助けて頂きながら、スムーズに展示会の搬入日にお客様のブースに貨物をお届けすることが出来ました。この時は何ともいえない達成感と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

大学の友達は、銀行や保険会社、ＣＡなどへの就職を希望していたのですが、私はインターシップの際、横浜にある海貨業者で１週間ほど通関・輸送について経験させて頂いた事がこの業界に興味を持ったきっかけです。
石川組では、通関・輸送に関わる全ての業種（営業・通関・現業）に携われるので入社を決めました。